語学留学

Posted on 2009/07/02 11:23 PM by kazu – 1 Comment

語学学校では物足りない

個人的に感じたことなのですが、一般的に語学学校ではあまり活きた英語は学べません。もちろん文法的なところや基礎的な初めの一歩というところは丁寧に教えてくれるので十分身に付きますが、そもそも語学学校というところは英語を話せない人達が来るところであって、現地の人は先生とスタッフ以外はほとんどいません。つまり、アジア人だったりロシア人だったりスイス人だったりなんかが多いので、ニュージーランドの語学学校に通っていたからと、ニュージーランド訛りの英語が身に付くわけではなかったりします。

個人的には、本当に活きた英語を学びたいのであれば、自分以外は全員現地の人という完全アウェイな環境で生活するのが一番だと思います。そうやって追い詰められて英語漬けの生活を送ると、最初は頭の中で一文一文を和訳し続けて頭がパンクしそうな日々が続きますが、ある時ふと英語で夢を見るようになります。人により違うと思いますが、そこまで一般的に3か月くらいでしょうか。そうするとその辺りから徐々に英語を英語として理解できるようになり、言いたいことはうまく言えないけど、相手が言っていることはわかるという状態になります。で、そのうち「そういえばこういう話を聞いた覚えがあるけどそれって日本語だったっけ英語だったけ」という状態になります。その状態までは1年弱くらいでしょうか。そこまでは誰でもなれます。が、ここからが結構大変です。

というのも、自分が言いたいことを言う為には、まず語彙や言い回しを覚える必要があり、いろんなシチュエーションを経験することで、他の人の言動を見聞きして徐々に自分の糧にしていく必要があるからです。要するにそういう英語の環境下で、如何にいろんなシチュエーションを経験するかが大事なわけで、若いうちに留学しておいた方がいいというのはそういうことなんだと思います。30歳40歳になって現地の中学生と川で泳いだりスケボーしたりはあんまりやらないでしょうし。なので、とにかく英語を日常的に話している人達と行動を共にすることが大事になってくるわけで、そうなると語学学校だと全然物足りません。

英語を勉強しない

あと、個人的にお勧めしたい英語勉強法ですが、英語を勉強しないことです。なんかどっかで読んだことがある一文な気がしますが、英語は勉強してしまうと勉強の延長線上になってしまい、常に頭を使ってしまいますし、なによりあまり楽しくないです。言葉はあくまでもコミュニケーションのツールでしかないので、まずは一人で勉強するのではなく、誰かとコミュニケーションをとろうとすることが一番大事なんじゃないかと思います。短期留学だからと部屋に籠って一生懸命一人で勉強していると、せっかくの機会が台無しになってしまいますし、その機会を無駄にせず、大いに外にでていろんな人、物、考え方に触れる事こそが留学の醍醐味なんじゃないでしょうか。そこさえ気がつけば、例え留学が終わってあまり英語が話せるようになっていなかったとしても、十分に実のある留学だったと胸を張っていいと思いますし、海外に出て言葉よりももっと大事なものを体感できた経験の方が大事だと思います。

海外でも日本人であるべき

Posted on 2009/06/11 11:30 PM by kazu – Be the first to comment

自分が海外でそこそこちゃんとやってこれた理由。それはずっと日本人だったからだと思います。と書くと意味がわからないかもしれませんが、これって日本人が海外に出て行く上で結構真髄だったりするんじゃないかと思います。

一般的に日本人が海外に出ようとすると、早く向こうの文化に慣れて欧米化されて中身も現地人となれるように・・・というイメージを抱きがちですが、海外で通用する日本人を目指すにあたって一番大事なことって、現地の文化を十分理解した上で日本人なら日本人らしくあることだと自分は経験から感じました。

つまりどういうことかというと、総じて欧米の人って個人主義というか奔放主義というか、空気を読めない、読まない人が多いのですが、その中で日本人特有の空気を読んで行動するというところ、気が付くところって、意外とすごいスキルだったりするんです。また、頼まれたことはきちんと責任をもってこなすというところ、その日本では当たり前なことを当たり前にこなすだけで、海外では日本人ってすごいねとなるわけです。要は海外に出ても、日本に居る時と同じようなパフォーマンスが発揮できていて、その上現地の文化に混ざれるようになると、それだけで評価されちゃったりするんです。そもそも欧米人が数多くいる中で一生懸命欧米人に近づこうとしても結局はwanna beで終わってしまいパッとしない事が多いですし、だったらその中でも異質の輝きを放っているけどちゃんと頼れる東洋人がいる方が、周りの見る目も変わって来ますしそれこそ日本が世界に誇れる輝きだと思うんですよね。

よく海外在住が長い人の中には「もう味噌汁なんて飲めない」という感じの人もたまにいますが、それって違うんじゃないかと。特にニュージーランドのように移民の多い国に行くと感じることですが、自分自身のナショナリティーをしっかりと持っているということってすごく誇らしいことだと思います。

反復練習より応用練習?

Posted on 2009/05/28 11:41 PM by kazu – Be the first to comment

ニュージーランドの高校に行ってみて驚いたのが、部活が毎日はないということと、スポーツはシーズン制だったことでした。自分は縁あってサッカー部に入っていたのですが、毎週火曜が練習日で、土曜が試合の日だったので、週二日ボールを蹴るのみ。また、秋から冬にかけてのみサッカー部が存在し、暖かくなると解散します。なので同じサッカー部の仲間も、夏になると帰宅部だったりバレー部だったりしてました。そんな環境に自分も初めは戸惑って「ボールをもっと蹴りたいんだけど、なんで練習がずっとないのかねー」と思っていましたが、しばらくそんな生活を続けていると、徐々に実はそっちの方が効率的なのかもしれないと思うようになりました。練習に集中して身が入るというのと、複数のスポーツをやっていたりする人が多かったからです。

よく、アメリカのメジャーリーグの選手なんかはスポーツ万能で、野球以外でもスポーツはプロ級だったりすると言われますが、まさにそんな感覚。スポーツができる人というのは、大体なにやっても運動神経がいい人が多いように思いましたし、そんな人程、なぜか結構勉強ができるタイプが多かったように思います。いろんなスポーツを難なくこなす人というのは、つまりは自分の身体を思い通りに動かすことができる人であり、それって神経が発達してるというか要領がいいというか、結局は頭がいい人なんじゃないかと。

そう考えると、日本特有の根性と気合の反復練習で基礎を体に教え込むよりも、いろんな動きをこなして自由に身体を制御できるように神経を鍛える方が、実は理にかなってたりするのかなと思いました。おそらくここが日本が世界のスポーツで弱い原因であり、また強い原因でもあるんでしょうけど、これってもしかするとスポーツ以外にも共通して言えることなのかなと思います。世界と日本との違いとでも言うんでしょうか。

世界一人種の多い街オークランド

Posted on 2009/05/22 11:23 PM by kazu – Be the first to comment

世界一人種の多い街というと、アメリカのロサンゼルスを思い浮かべる人も多いかとは思いますが、実はニュージーランドのオークランドが正解だったりします。もともとニュージーランドは移民の国であり、また環境的にも恵まれている為、世界中から多くの旅行者が訪れ、そして移民も多く集まります。従って、そういう環境の中で暮らしてみるとよくわかるのですが、国際化やグローバルという視点で物事を見る力を養う場合に、すごく勉強になることばかりでした。ある意味居ない人種はないんじゃないかと思うほどなので、ちょっと街に出て人と会話をしたり、また友人や、そのまた友人なんかと話をすると、それだけで世界情勢の情報が入ってきたりもします。

ちなみにニュージーランドの田舎に行くと「オークランドはニュージーランドじゃない」という言葉をよく聞きますが、そのくらいオークランドという町はニュージーランド人じゃない人達が多いです。と言っても、もちろん国籍はニュージーランドの人が多いですが、ヒューマンレースというか人々のバックグラウンドの違いでいうと他の街とは全く違います。

ざっと思いつく限りで自分の周りだけでも、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、イスラエル、パキスタン、インド、ジンバブエ、モルジブ、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、シンガポール、マレーシア、中国、韓国、アメリカ、カナダ、ブラジル、ロシア、イラン、サモア、トンガ、フィジー・・・と数多くの国の人達がいましたし、一緒に住んだフラットメイトもパキスタン人がある時期断食してたり、ジンバブエ人が海に潜って魚を採って帰ってきたり、ニュージーランド人が狩りで鴨や猪を持って帰ってきたりと、ホントに毎日国際色が豊かでした。普通に生活してるだけで少々のことでは驚かなくなりましたし、なによりいろんな考え方に触れ合うことができます。

個人的に、若い世代が留学を考える上で、ニュージーランドって最適なんじゃないかと思う理由があるのですが、それが上記人種の多さです。例えばアメリカに留学すると、アメリカの文化を学びアメリカ訛りの英語になり、言葉も考え方もアメリカ人に近づけるかもしれませんが、結局はアメリカという国の考え方がベースになってしまいます。しかし、ニュージーランドに留学すると、他の国からの留学生や移民が多くいますし、留学生の多くは海外から勉強に来るくらいなのでそこそこ育ちのいい人も多く、若いうちにいろんな考え方に触れることができるので柔軟な思考力が身に付きます。また、学生時代一緒に勉強した仲間も、その後ニュージーランドだけではなく、世界中あちこちに散らばったりもしますし、他の国に対する理解を深めたり人脈作りという点では、可能性が無限大にあります。もちろんそこから何を学ぶかは人それぞれで自由なわけですから、自分で選んで決断する力も付きますし、何よりもそんな中でうまくやっていければ、それだけで自信が付くはずです。実際自分も日本に帰ってきて社会人になって、その時の経験が宝になっていると今さらながら感じることがよくありますし。

ホームステイは学びの宝庫

Posted on 2009/05/14 08:31 AM by kazu – Be the first to comment

留学を考えたときに多くの人が経験するホームステイ。人によってホームステイが合う人合わない人がいるかと思いますが、個人的にはせっかくなので一度は経験しておくべきだと思います。人の家なのに自分の家のように過ごし、かつ、そんなAWAYの環境下でうまくやっていけるという経験は、英語とか海外とかを抜きに考えても、今後の人生に大きくプラスになると思いますし。

ホームステイにはいろんな要素が含まれます。まず全然知らない家庭の中で暮らすことで、今まで自分が育ってきた家庭とは違う、全く別の家庭の生活習慣に遭遇します。生活リズムの違いもあれば食生活の違いもあり、そもそも文化の違いもあります。その中でうまくやっていくには、「郷に入れば郷に従え」で徐々に家族の習慣を受け入れつつ、その中でも自分自身も表に出していく必要があります。それって、ある意味新しい職場に入ったときや、結婚と似てたりしませんか?この歳になって自分はそう感じたりします。なんというか、既にある程度完成された環境に後から入って上手く溶け込むことって、経験がないとなかなかできなかったりするものですし。

話を戻しますが、個人的にホームステイで特に大事だと思うのは、ホストファミリーと一緒の時間を過ごすということだと思います。これは共通の経験・話題ができることにより、つながりが強くなり思い出もできますし、何よりもそういう経験を経てコミュニケーションをとるということは、言葉を学ぶ上で一番の近道だと思います。

自分もホストファミリーとは、この年になっても微妙に連絡はとっていたりします(基本Facebookだけですが)。普段はお互いどうでもいい存在ですが、未だに会うとくだらないことで仲良しだったりします。それは一緒に生活したという事実があるから今があるわけで、一朝一夕に得られる関係ではないと感じていますし、今でもファミリーであることには変わりないと思っています。

同じ経験をベースとした英語学習法

ちなみに自分が初めて滞在したホームステイ先は、生徒を初めて受け入れるという父親、息子(12歳くらい)、娘(9歳くらい)の3人家族の家でした。当時自分は18歳で、英語もほとんど話せなく、高校卒業直後のちょっと生意気な感じでした。ただ、ニュージーランドに留学してからは、そうもいってられないので、まずは環境に慣れること第一で、そのホストブラザーと一緒に過ごす時間が多かったです。時にはホストブラザーの友達数名と川に泳ぎに行ったり、パソコン(MS-DOS)を教えてもらったり(このとき初めて自分はパソコンに触れました)、スケボーをやってみたりと、ホントに現地の子供と全く同じ生活をしていました。そうすることによって、「こういうときはこう言うんだ」という引き出しがだいぶ増えましたし、自分自身恵まれた環境でのホームステイだったと思います。

その経験のおかげでいろいろと語彙が増えましたし、社会人になって留学してからでは決して学べないだろう言い回しもたくさん日常で学びました。そう考えると、よく言われる「留学は若いうちに」という意味もわかる気がしますし、とにかくいろんなシチュエーションを経験することはすごく大事だと思います。ホームステイ、チャンスがあれば是非一度体験してみてください。