世界一人種の多い街オークランド
世界一人種の多い街というと、アメリカのロサンゼルスを思い浮かべる人も多いかとは思いますが、実はニュージーランドのオークランドが正解だったりします。もともとニュージーランドは移民の国であり、また環境的にも恵まれている為、世界中から多くの旅行者が訪れ、そして移民も多く集まります。従って、そういう環境の中で暮らしてみるとよくわかるのですが、国際化やグローバルという視点で物事を見る力を養う場合に、すごく勉強になることばかりでした。ある意味居ない人種はないんじゃないかと思うほどなので、ちょっと街に出て人と会話をしたり、また友人や、そのまた友人なんかと話をすると、それだけで世界情勢の情報が入ってきたりもします。
ちなみにニュージーランドの田舎に行くと「オークランドはニュージーランドじゃない」という言葉をよく聞きますが、そのくらいオークランドという町はニュージーランド人じゃない人達が多いです。と言っても、もちろん国籍はニュージーランドの人が多いですが、ヒューマンレースというか人々のバックグラウンドの違いでいうと他の街とは全く違います。
ざっと思いつく限りで自分の周りだけでも、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ポーランド、イスラエル、パキスタン、インド、ジンバブエ、モルジブ、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、シンガポール、マレーシア、中国、韓国、アメリカ、カナダ、ブラジル、ロシア、イラン、サモア、トンガ、フィジー・・・と数多くの国の人達がいましたし、一緒に住んだフラットメイトもパキスタン人がある時期断食してたり、ジンバブエ人が海に潜って魚を採って帰ってきたり、ニュージーランド人が狩りで鴨や猪を持って帰ってきたりと、ホントに毎日国際色が豊かでした。普通に生活してるだけで少々のことでは驚かなくなりましたし、なによりいろんな考え方に触れ合うことができます。
個人的に、若い世代が留学を考える上で、ニュージーランドって最適なんじゃないかと思う理由があるのですが、それが上記人種の多さです。例えばアメリカに留学すると、アメリカの文化を学びアメリカ訛りの英語になり、言葉も考え方もアメリカ人に近づけるかもしれませんが、結局はアメリカという国の考え方がベースになってしまいます。しかし、ニュージーランドに留学すると、他の国からの留学生や移民が多くいますし、留学生の多くは海外から勉強に来るくらいなのでそこそこ育ちのいい人も多く、若いうちにいろんな考え方に触れることができるので柔軟な思考力が身に付きます。また、学生時代一緒に勉強した仲間も、その後ニュージーランドだけではなく、世界中あちこちに散らばったりもしますし、他の国に対する理解を深めたり人脈作りという点では、可能性が無限大にあります。もちろんそこから何を学ぶかは人それぞれで自由なわけですから、自分で選んで決断する力も付きますし、何よりもそんな中でうまくやっていければ、それだけで自信が付くはずです。実際自分も日本に帰ってきて社会人になって、その時の経験が宝になっていると今さらながら感じることがよくありますし。
